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真 夏 の 夕 方 か ら 夜 に か け て の 特 別 な 時 間 薄 暗 が り の 中 に 浮 か び 上 が る 景 色
谷崎潤一郎の名著「陰影礼賛」(昭和8年)から80余年、現代の日本は夜も明るく眠らない国となっている。 かつて照明の無い時代に物事の陰影こそが美の原点と説いた彼の美学は、今まさに風前の灯となっているかのようである。 ライトアップでもプロジェクションマッピングでもなく、薄明かりの下でじっと目を凝らして気配を感じ、太陽の光の中では見えないものを見ようとする心こそ、今この時代に必要な行為かもしれない。 今展覧会では、照明装置を備えた作品の灯りのみで会場を照らし、夏の夕暮れから夜にかけての薄暗がりの中で、しばし暑さを忘れて時間を過ごす事で見えてくる景色・質感・存在そのものを楽しもうという試みである。 [日 程] 2016年7月16日(土)~24日(日) ※21日(木)は定休 [時 間] 16:00~21:00 ※平常の営業時間帯とは異なりますのでご注意下さい。 [会 場] 白白庵(3階企画展示室)
【企画・しつらえ】 ・石橋 圭吾 ISHIBASHI Keigo(白白庵|有限会社ニュートロン) 「 夏 酒 礼 賛 」 講師・酒数寄者 佐々木達郎(酒器道楽) 白白庵ではすっかりお馴染みの、人気ワークショップが久々に登場! 真夏の特別バージョンとして器は伊藤千穂、角居康宏の両作家のものを使用し、会場で夏のお酒の楽しみ方の話を聞きながら、 実際に佐々木推奨のお酒を呑み、展示会場の作品を鑑賞すると言う内容。 ご予約はお早めに! ● 開催 7月16日(土)・23日(土) ● 時間 19:00~21:00(各一回・定員8名) ○ 料金 ¥2,700(税込) 日本酒4種、おつまみ付 ★ ご予約・お問い合わせは info@pakupakuan.jp (担当:石橋)まで! |