【 作家、作品紹介 】
<制作についてのコメント >
見えてこない景色は、どこかに在り続ける。ないところにある景色。
- un-titled landscape -(2001)
自らのふもとを深く掘り下げ、時には遠くに意志を放り投げる。 その間に広がる世界がどれほどあるのかを確認するために絵を描き続ける。
- field -(2003)
与える印象とともにそこから派生していくような止まらない絵。
- 事後ではなく -2004)
自分の知らない道を通って辿り着いたはじめての場所も、次には知った道となり また新しい余所を見にゆく。
- 余所をみる -(2004)
これまでの流れを全て取り込み、連動する大きなファン。
白と黒の軸に求心する色彩―拡散しているかのように映る色彩は、ひとつの軸を中心に転回している。
そのファンを動かしてさわやかな深みをあらわしたい。