小西 加奈子 KONISHI Kanako
【略歴】
1984 京都府 亀岡市生まれ
2004 成安造形大学ファッション科入学
2005 洋画科編入
2008 成安造形大学洋画科卒業
【主な出展】
2004 学園祭中ファッションショー(コスチューム)
2005 新入生歓迎ファッションショー(コスチューム)
2007 進級展(絵画) / 滋賀近代美術館
2008 選抜展(絵画) / 学内アートサイト
2008 「ART AND CRITIQUE」(絵画) / 学内アートサイト
2008 卒業制作展 優秀賞受賞(絵画)
2008 「CASO 次世代のソース展」(絵画) / 海岸ギャラリーCASO(大阪)
2009 「京都美術ビエンナーレ」・入選(絵画) / 京都文化博物館(京都)
2008 個展「好奇心の未了」 / neutron tokyo(東京)
『watery』
(意味)小さい、弱い、
目新しいものへの恐怖、またそれを克服できない焦燥感。
辿々しい、未熟な様子が今回のテーマとなっています。
ヒトの内なる感情や意識は目に見えないところで、反応し流れを汲む。
結果、自らを投じたところは、常に自身を伴う変化が生じる。
その状態は、強くあり、弱くあり、美しくあり、醜くもある、
またそう居られる一つの世界に近しいように私は思います。
自身に思いを巡らし、奮起したり、喜んだり、悲しんだり、
あらゆる素直な感情が生まれる世界。
現実社会ではやはり、それを少しでも隠そうと様々に演じることのほうが多いですが、
わたしは、ヒトがヒトであるからこそ起こりうる事、状態に、普遍的な魅力を感じます。
それが私自身の画面に込めたい部分です。