【 作家、作品紹介 】
そわそわしたい。
その気分を味わうためにわたしは絵を描いているのだと思います。
自分の作ったものにそわそわするなんてなんだかへんな話。
でもやっぱりそうなのです。
けっして届かない世界があるとする。
入口がどこにも見あたりませんし、そもそも探したりしません。
・・・何かが起こりそうだぞ。
でも知らんぷり。気付いてませんよ。
チラチラと横目で覗きながら気にしないふり、ふり。
少し寂しい気もするけれど、なんだかこの離れ具合が心地よいのだなあ。
それでも時には口でも挟ませてくださいよ。
仲間にいれてなんて言わないから。