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【 作家、作品紹介 】



　　
　


作品コンセプト

乱雑とした喫茶店内での音声（会話）を録音をし、録音したテープから聞こえた 会話をテキスト化していきます。テキスト化した会話をもとに脚本を作成しスタジオで映像を撮影します。 素材（音声）は全てノンフィクション（現実）です。それらをもとに制作した映像は当然フィクション になりますが、そのフィクション（つくりもの）である映像とノンフィクション（現実にあったこと） である会話のテキスト、サウンドの異なる3種のメディアによってギャラリーに再現された喫茶店の 無秩序な（ざわざわした）空間そのものは、やはり、現実のドキュメンテーションになると考えています。 喫茶店での音声の録音時には、今まで以上に「記録する」ということを一つのドローイング的なニュアンスで 捉えて、慎重に作業を進めたいと考えています。