neutron Gallery - 峯彩呼 展 - 
2004/3/2Tue - 7Sun 京都新京極 neutron B1 gallery


Artist , Works

【 作家、作品紹介 】

私の作品は、立体作品、イラスト、墨の作品があります。
立体作品は、何か仕掛けがあるような、動きそうな、そういう形に日頃から惹かれるので、私自身が作り出す物もそういったものです。日常生活からヒントを得て作る事が多いです。
イラストもやはり日常生活で印象に残った場面や、見た夢を描くこともあります。 墨の作品は偶然を活かした作品にしています。
偶然を活かして自分の作品にして表現していくこと、偶然を見過ごすか、自分の力でそれなりのものにしていくかが鍵となっています。
全ての作品に言えることですが、私にとって、見つけること、発見することは創造の発端です。
今回の作品はインスタレーションの試みですが、今までの作品の延長です。
壁面に展示した墨を流してできる形や滲みの大部分は、偶然によるものなので、同じものはできません。この墨の形は、自然界の微生物を含む生物をイメージしています。それに対して、床面に配置したセメントに電子部品を取り付けたキューブは、近代の無機質な生産社会をイメージしています。双方の表情の面白さを出せたらと思います。