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【 作家、作品紹介 】

あらゆる布にまつわるものをグラフィックとして仕立てること。
また世の中の道具を使い、写真やイラスト、断片的なイメージ、その他 もろもろ布におとすこと。
つまりそれらを駆使する仕立て屋です。

これまでも絵を描いたり、写真を撮ったり、コラージュをしたりして、イメージを作品化してきました。メディアや手法は違っても、表現しようとする感情の根っこは同じです。ところが作品は、絵はカンバスに、写真なら印画紙に、と独立した個性をもってしまうので、それを別なものに統一させることが出来ないかと考えるようになりました。また、グラフィックという二次元の世界に奥行きを持たせ、コラージュの素材をもっと自由に扱うにはどうすればいいのか…。そこで考えついたのが、いろいろな素材を「布」というアナログに変換することでした。写真というリアルな物質も、わたしの描いた線も、全部ただの布として、そこからスタートさせようとおもいます。