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【 作家、作品紹介 】


自分の意識、感情を超現実に持っていきます。そこには現実では通用しない事柄にあふれた世界があります。しかし、その世界に感情を置いてきてしまっては、ただの現実逃避だと考えています。その世界で私は、後ろ（現実）を振り返ります。そうすることによって現実を客観的に感じることができ、現実の素晴しさに気付くことが出来ます。私にとってシュールとは素晴しい現実を映す鏡なんです。そして、その素晴しさの中で大切にしている事が「やさしさ、安らぎ」などの愛なのです。この二つの融合を目指そうと、このテーマを掲げています。



今回、展示する作品はすべてパソコン画です。高度な画像ソフトは使わず、ペイントのみで制作しています。また、ペンタブなど使わず、マウスのみで絵を描いています。それによって生み出される線のガタガタ感、非統一性。そこに私のシュールが表現されていると考えています。そこにやさしさ、安らぎといった色をプラスし、シュールとやさしさを包み込んだ、「遠山ワールド」を展開しようと考えています。