【 作品紹介1 】
陶・釉・ミクストメディア サウンドインスタレーション
非在の庭 個展(アートスペース虹・京都) 2005
そらみみみそら
澄ます という意思は三番目の耳
静かに傾け さっきの行方を探している
気配はいつまでも かたちにならない記憶を尋ね
忙しい二つの耳に 休符の余韻を届けている
ーそらみみみそら 本当は耳は三つある
焼成の日付を記載(4/10〜23)
車の走る日常音の中からガラスの扉を開け、
展示空間にはいる
さっぱりとした展示が目に入る
ふと不定期にどこかから音がする
見上げて目と耳で音の正体に注意を払うのだが
見つからない。
--- 今度は小さい音 耳が音を選ぶ
気がつけば、ガラス扉の向こうとこちら、
何もないのに音が場所を作り 私は音と音の真ん中にいた
*
音の正体は水色のガラス質のひび割れ。
温度差や収縮率で安定を迎えるまで痕跡が入る。
素地と釉薬の調整し、長い不安定を作り出した。
凛とした姿はずっと不安定が続く。
永遠が続くわけ
ナフタリン・ミクストメディア
直径1800×300(mm)インスタレーション
INDEXLESS
(アサヒビール大山崎山荘美術館・京都) 2004
2004/11/09
大山崎山荘美術館の睡蓮の葉を型どりし、
この裏側にはモネの睡蓮を展示しました。
こぼれる光に出会うとき
ナフタリン・ミクストメディア ・ボタン
インスタレーション
ルーシーリー LucieRie(1902-1990) 作品と展示
(アサヒビール大山崎山荘美術館・京都) 2004