中比良 真子 NAKAHIRA Masako
【略歴】
1979 滋賀県出身
2002 京都精華大学造形学科洋画専攻卒業
2004 京都精華大学大学院芸術研究科造形専攻修了
【個展】
2003 Nomart Projects#2 「中比良真子展 WATERING 」(ノマルエディション/プロジェクトスペース/大阪)
2004 「blooming 」(neutron B1 gallery)
2006 Kyoto Art Map 2006 参加企画「bird eyes」(gallery neutron)
【グループ展】
2001 群馬青年ビエンナーレ(群馬県立近代美術館)
2002 現代美術インディペンデントCASO展(海岸通ギャラリーCASO/大阪)
Mixtur e(海岸通ギャラリーCASO/大阪)
2003 京展(京都市美術館)
ART CAMP in CASO(海岸通ギャラリーCASO/大阪)
2004 京展(京都市美術館)
2005 京都市美術工芸新鋭選抜展(京都府文化博物館)
Art Court Frontier 2005 #3(アートコートギャラリー/大阪)
2006 dream GIRLS(京都芸術センター)
【その他】
2003 第17回ホルベインスカラシップ奨学者
The world turns over
水面に映った世界は儚く脆く、眩しいほどの輝きを放ちます。
ですがそれは遠く美しい世界ではなく、
実は私達が今ここに立っている世界をそのまま映し出しているだけに過ぎません。
いつも目の前にあるのに見えていないもの。
気付けないもの。
それを知った時、自分を取り巻く景色や環境は180度姿を変えるような気がします。
今回の作品の構想は六年ほど前からあったのですが、 この度やっと形にして発表することが出来ました。
ぼんやりと何ともなしに見ていた景色が、
実はとても美しいものであったこと。
それは景色だけでなく、たくさんの出来事や人との関わりの中でも言えることです。
私が考えていること・見つめているものは単純で、特別ではないことばかりなのですが、そこには全てのものの根っこになるような大きな力があると信じています。
曖昧だけれど確かに存在する景色を、少しでも見い出していただければ幸いです。