稲富 淳輔 INATOMI Junsuke
【略歴】
1981 大阪生まれ
2007 京都造形芸術大学大学院修士課程修了
2005 京都市に築窯
【個展】
2009 「アンジェリコの鍵盤」 / neutron tokyo(東京)
2005 「月よむ骨」 / 歩歩琳堂(神戸)
【主なグループ展】
2003 「日本画・陶芸二人展」 / ギャラリーマロニエ(京都)
2007 「混沌から躍り出る星たち」 / スパイラルガーデン(東京)
2008 「『不器用』展」 / ギャラリーRAKU(京都)
僕は「うつわ」を創る。
象徴としての「うつわ」。
「うつわ」とは「とどめる」ということ。
僕は天の下に生まれ、生きている。
そして死に、煙になり、天になる。
天とは何だろうか。
僕を、僕たらしめてくれる「過去」であり
その僕が生きる「今」。
僕は天の中にとどまり、僕の中にも天はとどまる。
「うつわ」を創る、ということは
僕の視線が捉えているそのことを
可視、可触化することであり
つまり自画像を描くということになるのだろう。
「月よむ骨」
(2010 / 陶)