2010/3/30 Tue - 4/11 Sun (最終日21:00迄) [ 終了 ]
『 inviolable 』 西川 茂 (平面)
荒涼とした大地の広がり、遥に見える地平線。あるいは視野一面に敷き詰められた花畑の絨毯。 美しくもどこか物悲しい風景から得られるのはもはや情報ではなく、感覚としての経験であり、記憶でもある。頭上に舞うヘリコプターとトンボが対称の位置に定まる瞬間、それは視覚を超えた景色となる。絵画のイリュージョンを信じ、実体験をも凌駕せんと試みる平面の世界はもはや、言葉をしばし失う驚きと敬虔なる空間への入口として機能する。
2010/4/13 Tue - 25 Sun (最終日21:00迄) [ 終了 ]
『 月よむ骨 』 稲富 淳輔 (陶/平面)
実際に水を張るための「器」としてではなく、概念的な容れ物としての「うつわ」を考察し、従来の陶制作に加えて新たに絵画作品に取り組む異色の作家が、京都ニュートロン初登場。
既に昨年のneutron tokyoの個展で評判を呼んだ「うつ わ」の陶オブジェの新シリーズと、絵画のイリュージョンに基づいた平面作品とが実存と仮想の狭間で響き合い、「うつわ」を巡るイメージを掻き立てる。
既に昨年のneutron tokyoの個展で評判を呼んだ「うつ わ」の陶オブジェの新シリーズと、絵画のイリュージョンに基づいた平面作品とが実存と仮想の狭間で響き合い、「うつわ」を巡るイメージを掻き立てる。
2010/4/27 Tue - 5/9 Sun (最終日21:00迄) [ 終了 ]
『 mellow tone 』 足田 メロウ (平面)
今年のゴールデンウィーク@京都を盛り上げるのは、京都のシーンを牽引し続けて来たこの男しかいない!2008年からの「Planetica」は自身にとっても代表的なシリーズとなったものの、彼はまた進化をやめず、新たな表現の領域を抽象的なイメージに変換して従来のポートレートとの対比を試みる。
彼が描くものはやはりどんなスタイルでもメロウの絵なのか、それとも見た事の無い風景なのか。期待と不安の交錯する地点に自ら飛び込む彼を、刮目して見よ。
彼が描くものはやはりどんなスタイルでもメロウの絵なのか、それとも見た事の無い風景なのか。期待と不安の交錯する地点に自ら飛び込む彼を、刮目して見よ。