neutron Gallery - もりや ゆき展 -
2008/2/26 Tue - 3/9 Sun gallery neutron


Works2
作品紹介2

[ とかびアート・プロジェクト ]  場所:戸倉上山田中学校(長野)

「千曲川沿いに吹く風を形にする作品」 2005 
古い教科書、色紙、広告、塩ビミラー、アクリル板、針金、コルク


 
 
キッズ学芸員に風の通る教室を探してもらう。風車の形とつなげたときの長さを指定して作成させる。それらと作家が作った風車をつなげ、教室内で自然の風を使い回転させる。
キッズ学芸員の古い教科書や色紙で作った風車が、作品の表情の幅を広げ、子供達にも楽しんでもらえる作品に仕上がった。





[ 裏・アートマップ ] 展 場所:京都京都芸術センター  
主催:Kyoto Art Map 実行委員会 (neutro n より推薦出展)

 
「日々のあと」 2005  ミクストメディア  80×60cm



なにげない日常の景色に目をやると大切な事も感動する事も近くにあることに気付く。
日々のあと食べこぼしたカスもシミのついたテーブルクロスもお皿やコップの形のついた机もすべて大切な日々のあと





個展 「life」  2005 neutron 5F & B1 gallery

「life」 透明ホース、LEDライト、蝋、蓄光板、糸


 
 
 
糸を巻きつけた透明チューブを蝋でコーティングし、中にLE D ライトを入れて鼓動のリズムの様に点滅させ, それを暗い展示室の中に浮かばせた。
意識することなく日々過ごしている自分の内側に耳を傾けてみる。鼓動し、脈打つ音が聞こえ、ここに自分が存在しているということに気づく。作品は視覚から音を感じるように表現した。





「life* red curtain」 ビロードのカーテン、レースのカーテン、蝋

7500×3000×2000cm neutron 5F gallery


 
 
部屋に強い風に吹かれたカーテンが設置されている。思いもよらない衝撃的な、予期せぬような出来事が起こったとき、突然強い風が体を吹き抜けて行く様な感じを表現。カーテンは蝋で固めており風が通り抜けた形に留めてある。視覚から触覚に訴える作品。






「life* white curtain」木綿のカーテン、蝋、紙、窓  neutron 5F gallery

同じ部屋に壁で区切られた、窓のある小スペースがある。そこに小さな窓を作り外側に自然の風で少し揺れるように紙を浮かばせる。窓の前には緩やかな風に吹 かれた形に白いカーテンを蝋で固め、外で揺れる紙の影をカーテンに落とす。永遠に続くかのような穏やかな風を感じさせる作品。