2009/2/17 Tue - 3/1 Sun [ 終了 / finished ]
『 Principle 』 大舩 真言(平面 / インスタレーション)
日本画を出自としながらも多次元に領域を広げる作家・大舩真言。彼の平面作品はそれそのものが岩絵具という素材の集合体であり、 質量を持つ物質として空間に存在する。展示空間における作品は我々の眼前に必然性と流動性を伴って出現 し、時間や光の変化によって多様なイメージを与えるだろう。気鋭の実力派としての評価を確立する作家。
日本画を出自としながらも多次元に領域を広げる作家・大舩真言。彼の平面作品はそれそのものが岩絵具という素材の集合体であり、 質量を持つ物質として空間に存在する。展示空間における作品は我々の眼前に必然性と流動性を伴って出現 し、時間や光の変化によって多様なイメージを与えるだろう。気鋭の実力派としての評価を確立する作家。
2009/3/3 Tue - 15 Sun [ 終了 / finished ]
『 Rain 』 森 太三(彫刻)
古代の人々が木や石などの自然物を彫る事によって、土着的な信仰のよりどころとしたのなら、現代の彫刻はどのような素材に何を込めようとするのだろうか?森太三は印刷物や軽量粘土など、既成品であり消費の対象とも なり得る軽やかな素材を用いつつ、圧倒的な量や途方もない単調の作業の繰り返しによる制作で、屋外内問わず意欲的なインスタレーションを発表してきた。neutron初登場となる気鋭の作家が、鮮やかで多様な雨粒を蓄える時、そこに何が見えるのだろうか。
古代の人々が木や石などの自然物を彫る事によって、土着的な信仰のよりどころとしたのなら、現代の彫刻はどのような素材に何を込めようとするのだろうか?森太三は印刷物や軽量粘土など、既成品であり消費の対象とも なり得る軽やかな素材を用いつつ、圧倒的な量や途方もない単調の作業の繰り返しによる制作で、屋外内問わず意欲的なインスタレーションを発表してきた。neutron初登場となる気鋭の作家が、鮮やかで多様な雨粒を蓄える時、そこに何が見えるのだろうか。
2009/3/17 Tue - 29 Sun [ 終了 / finished ]
『 お山の家 』 入谷 葉子(平面)
版画という領域からはみ出さんばかりに、驚愕の色鉛筆による 描画で常に意欲作に挑む入谷葉子。その概念は時空を越え、同じ空間・場所で共有する出来事や思 い出を一枚の画面に繋ぎ止めるもの。
家族、そして「家」というものを見つめ、普遍的なものを大切 に一枚の絵に起こす作業は、圧倒的な筆致とコラージュのような色彩、そしてユーモアとと もに漂う懐かしさによって、鑑賞者にもまた、それぞれの「家」を想起させることでしょ う・・・。
版画という領域からはみ出さんばかりに、驚愕の色鉛筆による 描画で常に意欲作に挑む入谷葉子。その概念は時空を越え、同じ空間・場所で共有する出来事や思 い出を一枚の画面に繋ぎ止めるもの。
家族、そして「家」というものを見つめ、普遍的なものを大切 に一枚の絵に起こす作業は、圧倒的な筆致とコラージュのような色彩、そしてユーモアとと もに漂う懐かしさによって、鑑賞者にもまた、それぞれの「家」を想起させることでしょ う・・・。
2009/3/31 Tue - 4/12 Sun [ 終了 / finished ]
『 RE:BIRTH 』 谷口 和正(立体)
鉄の質実剛健なイメージを、柔軟で生命力豊かなものへと変貌させる造形作家。「ことば」という要素を含ませ、より人間に身近な素材として鉄を意識しつつ、確かな技術とピースフルなメッセージによって作品へと昇華させる。今回はCD-Rという記録メディアを新たに素材として取り入れ、過去の記憶と未来へのメッセージ が伸びやかに成長する・・・。
鉄の質実剛健なイメージを、柔軟で生命力豊かなものへと変貌させる造形作家。「ことば」という要素を含ませ、より人間に身近な素材として鉄を意識しつつ、確かな技術とピースフルなメッセージによって作品へと昇華させる。今回はCD-Rという記録メディアを新たに素材として取り入れ、過去の記憶と未来へのメッセージ が伸びやかに成長する・・・。